認知症

「そうかもしれない」あらすじ&感想 夫が妻を介護する30年前の認知症小説

介護も、時代が違うと、生活環境も福祉サービスのしくみも変わります。「そうかもしれない」がどんな状況で誰が誰に言ったことばなのか。切ない認知症小説です。

「老乱」あらすじ&感想 認知症の進行をつづる日記『だれもたすけてくれない』怖ろしさ

介護分野で働いていると、認知症の方々と関わる機会が非常に多いです。認知症が進むにつれ、ご本人と家族のそれまでの関係性が歪んでいってしまう現実を目にすることがあります。認知症当事者・介護者どちらの立場でも読める小説に出会いました。認知症体験小説ともいえますし、認知症介護小説ともいえます。
認知症

「指示が入らない」からもう一歩ふみ込んで、コミュニケーションを考えてみてもいんじゃない?

こちらの言うことが利用者さんに理解されないとき「指示が入らない」で片づけていませんか? 失語症や認知症のように理解力そのものを低下させる要因以外にも、理解を妨げる要因はたくさんあるからぜひ考えてみようねというお話です。STじゃなくても、みんなコミュニケーションについてもう一歩ふみ込んで考えてみてもいいんじゃない?

認知症の家族を24時間監視できるのか? 「認知症鉄道事故裁判 閉じ込めなければ罪ですか?」あらすじ&感想

認知症の高齢者が線路に入ってしまい、電車にひかれて亡くなった事故。遺族はJR東海から損害賠償を求められます。遺族の責任はどこまで及ぶのでしょうか。

「注文をまちがえる料理店」あらすじ&感想 ま、いいかと間違いを受け入れ、一緒に楽しむ

認知症を抱える人が接客をする不思議であたたかいレストランのものがたり。「間違えてもいい」「大丈夫、大丈夫」とおおらかで寛容なやさしい世界がここにあります。
認知症

認知症の方が安心して暮らせる社会にしないとみんなが不幸になると早く気づこう

長尾和宏医師、あおいけあ代表 加藤忠相氏、若年性認知症当事者 丹野智文氏の認知症医療・介護のついての講演レポート。よい介護人材とは、自立支援とは、高齢者の手続き記憶をなめるな!